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2009年 05月 01日

つるべのおっちゃん


 つるべのおっちゃんという人がいる。

 「つるべのおっちゃん」と僕が名付けたのだが
 その名の通り笑福亭釣瓶にそっくりなおじさんである。

 つるべのおっちゃんは僕の住む街でよくすれ違う。
 いつも出会う道もバラバラなのに、自転車に乗った
 つるべのおっちゃんに外に出る度に会う。

 名前も声も性格も趣味も家族構成も。
 おっちゃんのことは何にも知らない。

 笑顔でも怒った顔でも悲しい顔でもない。
 無表情。何を考えているのか。そのままの顔。
 
 そのままの顔が笑福亭釣瓶にそっくりだ。
 つるべのおっちゃん。とても気になる人。

 つるべのおっちゃんに会えた日はいい日だ。
 だって、つるべのおっちゃんに会えたから。

 つるべのおっちゃん。


 
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# by pana87pana | 2009-05-01 01:19
2009年 02月 17日

誰かのブログ


 僕はブログを書くのも大好きですが
 誰かのブログを読むのも大好きです。

 仲の良い友達のブログや芸能人のブログ。

 そして誰か知らない人のブログも読んでいます。
 偶然たどり着いたりして、結局もう何年も見ていたり。

 最近よく見ているブログが4つあります。
 芸能人でも友達でもない人のブログ。

 まず1つ目、

  ヨン様が大好きなOLさんのブログ。この人は私生活のことは全然書いてなくて
  どの週刊誌にヨン様の記事が載っていたとか。広告のヨン様がカッコイイとか。
  もう全部がヨン様。僕はヨン様に興味はないんですが、逆にそれがいいんです。
  なんかもうすごく新鮮で。なんだか毎日見てしまいます。素敵なブログです。

 そして2つ目、

  ファッションアドバイスブログ。この人はオシャレが好きで、今日の服とかを
  写真で載せています。それがホント爽やかなファッションで。おまけに見ている
  人にアドバイスを添えているんです。コレがなければ、無印のズボンでもOK!
  みたいな。わかりやすくてオシャレについて勉強できます。頼りにしてます。

 そして3つ目、

  言葉のセンスが素敵なブログ。この人は写真が趣味で、写真を仕事にしようと
  目指しているみたいなんですが、ブログにはあまり写真を載せていなくて。
  でも文章がとても好きなんです。きっと写真のセンスもいいんだろうなぁと思う。
  文章がとてもやわらかいんです。「言葉」にするか「ことば」にするかで文章の
  印象が変わってきますよね。そういう選び方がとても上手な人。素敵な文章。

 そして4つ目、

  福岡県の専門学校生のブログ。この男の子のブログには彼女に対する愛情が
  ビッシリと書かれています。「俺マヂあいつがいないと死んぢゃう」という感じで
  「俺は」を「俺わ」って書くギャル男くん。前髪をピンで留めている感じのコ。
  でもとても素直に彼女に対する思いを綴っていて、たまにハッとさせられる。
  毎日のブログが彼女が好きって気持ちでいっぱい。新鮮。感心させられます。

 
 という感じで知らない誰かのブログを毎日読んでいます。
 全部素敵なブログです。普通の人のブログなのでリンクを
 載せられないのが残念ですが、更新されるのが楽しみ。

 僕のブログも知らない誰かにとって大切なブログだったらいいな。


 
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# by pana87pana | 2009-02-17 15:13
2009年 01月 07日

MD


 部屋に1枚のMDがある。

 そのMDには好きだった人の歌声が入っている。
 ギターを弾きながら懸命に歌う彼女の歌声。

 高校生のときの彼女は昼休みになると
 ギターを抱え仲の良い友達を音楽室に集め
 午後の授業が始まる直前までライブをしていた。

 高く透き通った声で、それでも声に芯があって。
 かわいらしく。でもとてもカッコイイ声だった。
 
 彼女はシンガーソングライターを目指していた。
 
 自分で作詞もして、ギターで作曲をする。
 初めて彼女の歌声を聴いたときに驚いた。

 音楽の先生も太鼓判を押す程レベルが高かった。
 彼女も地道にデモテープを作って活動していた。

 そんな彼女は高校を卒業してからも交流があった。
 そして19歳のとき彼女と付き合うことになった。

 彼女の頑張る姿を1番近くで見れることが嬉しかった。
 彼女の夢を全力で応援しようと思った。そんなときに
 彼女が僕に歌を作ってきてくれた。

 僕のことを想って作ってくれた曲だった。

 そして彼女にタイトルを付けてほしいと言われた。
 毎晩、そのMDを聴きながらタイトルを考えた。

 
 そして、その1ヶ月後に彼女と別れることになった。
 
 彼女は静かに去って行って、僕にはMDだけが残った。
 未だにタイトルが付けられていない曲が1曲入っている。

 それから何年も経った今、ふとその曲を口ずさんでいることがある。
 何気なく鼻歌を唄っていて、誰の曲か考えたときにハッとする。

 未練とかそういうことではなく、彼女のことを考える。
 いつまでもずっと歌い続けてほしいと思う。

 そして僕が付けられなかった

 タイトルのないあの曲も。




 
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# by pana87pana | 2009-01-07 00:48
2008年 12月 29日

マーブル色の日


 携帯電話のメール着信音。

 矢井田瞳さんの「マーブル色の日」。

 この曲は僕がとても大好きな映画
 「きょうのできごと」の主題歌。

 つい最近この曲の着うたをダウンロードして
 携帯電話のメール着信音に設定した。

 映画とこの曲がとてもいい具合にマッチしていて
 この曲を聴くと映画の世界を思い出して恋しくなる。

 きょうのできごとの映画の世界に生きたい僕は
 この曲を聴く度にあの映画の中に自分自身が
 入っているような感覚になる。

 そしてあの映画が自分の生きている世界と
 かけ離れているとかいうと、その反対で
 僕が生きる世界そのものだということに気が付いた。

 それからその映画の主題歌「マーブル色の日」を
 自分が生きているこの世界の主題歌にした。

 なのでこの曲が携帯から流れる度にあの映画の中に
 自分が入ったような感覚になり。少し前向きになる。

 CDも持っている。

 この曲はこれからもずっと手放せない。

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# by pana87pana | 2008-12-29 00:40
2008年 12月 25日

古明地洋哉


 人に教えたくないミュージシャンがいる。

 自分の中にとどめておきてくて
 ヘッドフォンから自分のためだけに
 唄ってくれるような、そんな人がいる。

 古明地洋哉(こめいじひろや)さん。

 人それぞれの受け取り方はあるけど
 僕の中ではわかりやすく言うと

 「鬼束ちひろの男版」

 という感じがする。わかりやすく言うと。
 
 古明地さんは孤独感、虚無感、空虚感。
 を知っている数少ないアーティストだと思う。

 そのメロディと歌詞を聴くと、変な見栄や意地はなくなり
 自然と心を開いて、空っぽにして空虚感を味わえる。
 そしてそっと心の中に寄り添ってくれる。

 男性ミュージシャンではとても珍しいと思う。
 とても繊細で日陰と真夜中が似合うミュージシャン。
 何度、古明地さんに救われただろう。
 寄り添ってもらっただろう。

 ふと古明地さんの音楽が聴きたくなるときがある。
 現実の世界に疲れて孤独感と絶望を感じたとき。
 
 今がまさにそのときで。今はもう手放せない。
 精神安定剤のように。そっと包み込んでくれる。

 来年こそは古明地さんの生の音楽を聴きに行きたい。
 古明地さんの音楽に出会って、もう6年ぐらい。
 
 古明地さんに、古明地さんの音楽に出会って
 本当に生きやすくなった。出会えて本当に良かった。



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# by pana87pana | 2008-12-25 15:16